• 交通アクセス
  • サイトマップ

文字の大きさ

乳がん高度検診・治療センター

乳がん検診・乳がん診断

乳がんの罹患率が高くなる40歳以上の女性は、視触診とマンモグラフィによる乳がん検診を2年に1度受けるようにしましょう。
近親者に乳がんや卵巣がんの方が複数おられる場合には、遺伝性乳がん卵巣がん症候群の可能性があり、より頻回な診察を必要とすることもあります。

当センターは「マンモグラフィ検診精度管理中央機構」が公表する検診センターの必要条件(乳腺専門医・読影認定医・撮影認定技師の配置、マンモグラフィ検診施設画像認定施設であることなど)を全て満たした検診施設です。

乳がん検診で早期発見・早期治療を

欧米では検診の受診率が70〜80%と高く早期発見が多いため、死亡率は減少しています。しかし日本では、受診率が低いのが現状。乳がんの患者数も今なお増加傾向にあります。中でも大阪府は乳がん検診受診率ワースト5に入っており、死亡率も高くなっています。

検診受診率

マンモグラフによる乳がん検診

最先端技術トモシンセシス機能を持つマンモグラフィ

マンモ

マンモグラフィとは、乳房専用のX線(レントゲン)撮影装置のこと。
触診でも分からない早期の小さな乳がんを腫瘤や石灰化として捉えることができ、乳がんの早期発見に有用な検査方法です。

当院でのマンモグラフィは、デジタル方式で最も高精度の画像が得られる、平面検出器(フラットパネル)搭載撮影装置を導入しています。
このマンモグラフィ装置には、乳房の断層像を生成する最先端技術「トモシンセシス機能」があります。それにより、乳房内部の構造が断層で観察でき、従来のマンモグラフィによる撮影では乳腺の重なりが原因で発見が難しかった病変を観察しやすくなっているため、より精度の高い診断を可能にしています。

マンモグラフィの高い撮影技術と診断技術

乳がん検診の精度は、マンモグラフィ装置の精度管理、撮影をする診療放射線技師の技術と画像を診断する医師の読影技術に大きく影響されます。そのため「マンモグラフィ検診精度管理中央機構」では、定期的に審査を行い[読影認定医・撮影認定技師・マンモグラフィの画質精度]などの認定を行っています。

読影認定医・診療放射線技師 全てAランク

当センターでは、マンモグラフィ読影認定医の中でもAランクの医師が複数常勤しています。Aランクの中でも最高レベルのAs判定の医師が2名在籍。院外でも講師として「読影認定医」の育成にあたっています。
また、マンモグラフィ撮影資格Aランクを取得した診療放射線技師がマンモグラフィ撮影を専任。使用するマンモグラフィ2台も認定を取得しており「高度検診」の名にふさわしい、充実した体制です。

診断は合議によるダブルチェック体制

マンモク?ラフィー読影風景

視触診は乳腺外科医5名が担当。
マンモグラフィの読影(診断)はマンモグラフィ読影認定医6名により、全例、合議によるダブルチェックを行っています。

マンモグラフィの適応と注意事項 

当センターでは、マンモグラフィと視触診を併用した乳がん検診は基本的に40歳以上の方を対象に行っています。39歳以下の方は、超音波(エコー)と視触診を併用した乳がん検診となります。
若い方の場合乳腺の密度が高いため、マンモグラフィではX線の画像が不鮮明になり、しこりが発見しにくい場合があるからです。

【注意事項】
※マンモグラフィ撮影で受ける放射線の量はごく僅かで、人体に及ぼす影響は殆どありませんが、妊婦の方は事前にお申し出ください。

※マンモグラフィ撮影時には、少ない放射線量で乳房内をより鮮明に撮影するため、乳房を板で圧迫して均等に薄く広げます。そのため痛みが伴うこともありますが、個人差があります。
排卵後から月経直前には乳房が固くなり痛みが増す可能性もありますので、その時期を避けていただくことをお薦めします。

乳房超音波(エコー)による乳がん検診

エコーによる乳がん検診とは 

エコー検査は、乳房の外側から超音波をあて、組織からの反射を逐次映像化し、乳房の内部を観察する検査です。痛みも無く、身体への負担もありません。

エコー検査では、しこりの性状を詳しく観察できますが、マンモグラフィに比べると石灰化を見つけることはできません。しかし、乳腺が密すぎてマンモグラフィでは画像が白く写ってしまう方には有効な検査方法です。
また、放射線を使用しないため、妊婦さんでも安心して検査できます。

エコー最新と画像

超音波検診は、乳腺超音波検査専門技師と乳腺外科医により実施・診断を行っています。
2014年には最新機器も導入。しこりの固さを色で表す「エラストグラフィ」や、腫瘍の血流を見る「血流ドップラー」などの機能も駆使しより精度の高い診断を行っています。

腹臥位式マンモトームによる乳がん組織生検

マンモトーム生検とは

マンモグラフィや乳房超音波検査により、がんの疑いがある場合、組織を実際に採取して検査を行います。これにより、良悪性の判断や腫瘍の状態などを詳しく知ることができます。

マンモトーム装置(吸引式乳房組織生検装置)は、画像ガイドのもと5?程度の針を乳房に差し込み組織を吸引します。通常の針生検に使う針よりも太く、さらに吸引することでより広範囲の多くの組織を取り出すことができるため、小さな早期がんでもより確実な診断が可能になるのです。
局所麻酔のため痛みも少なく縫合の必要もありません。また、傷口も2ヶ月程度で目立たなくなります。 
当センターでは、マンモトーム検査に精通した乳腺外科医と放射線技師、看護師がチームで行い、早期の乳がん(非浸潤性乳がん)の確定診断に絶大な威力を発揮しています。

心理的・身体的負担の少ない腹臥位式マンモトーム

腹臥位式マンモトーム

マンモトーム検査は、マンモトーム装置がマンモグラフィに装備され座った状態で乳房に針を刺し込む施設が多い中、当院ではうつ伏せの状態で採取できる腹臥位式のマンモトームを導入しています。

マンモグラフィとの兼用機では、座った体勢のうえ太い針が差し込まれる状態が目に入るため、気分不良や貧血症状が起こるなど心理的に身体的にも負担がかかります。
それに比べ、当院での腹臥位式マンモトーム生検検査では、体勢が楽なうえ針の刺入が見えないため、心理的負担も大幅に軽減されます。

このページのトップへ