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当院の小児科について

【小児科主任部長:岡野 意浩】

こんにちは、岡野先生。まずは、市立貝塚病院の小児科チームの構成を教えていただけますか?

こんにちは。小児科のチームは、岡野意浩(部長)、山﨑晃嗣(副部長)、倉橋詔子(副医長)の3名が常勤医師として在籍しています。また、非常勤医師としては、近畿大学から各分野の専門医や、前部長の森口医師が外来診療に携わっています。

貝塚病院小児科の特長を教えてください。

当院の小児科では、広範な知識と高度な専門性を兼ね備え、大学病院との連携を通じて、外来・入院を問わず患者様に最適な医療を提供しています。必要に応じて専門医療機関への紹介も行い、より高度な治療を受けていただけるよう配慮しています。

どのような病気を診療しているのでしょうか?

当院では、感染症やアレルギー性疾患、内分泌疾患、腎・泌尿器疾患、自己免疫疾患など、幅広い疾患に対応しています。特に、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、気管支喘息などのアレルギー関連の疾患に力を入れています。

アレルギー関連の疾患に力を入れているとのことですが、具体的にはどのような取り組みがありますか?

まず、食物アレルギーの診断には経口負荷試験を積極的に行っています。これは最も確実な診断方法であり、年間400例以上行っており、泉州地域では最多です。また、アトピー性皮膚炎に対しては、新しい治療法も積極的に取り入れています。皮膚炎症の原因となる物質を抑える内服薬や注射薬などを用いて、治療効果を高めています。さらに、アレルギー性鼻炎に対しては舌下免疫療法を行い、症状の緩和に努めています。

地域のお子様を持つご家族へのメッセージをお願いします。

当院では、患者様とそのご家族が理解しやすいように診療内容を説明し、安心して治療を受けていただけるよう努めています。不必要な検査や治療は行わず、患者様とのコミュニケーションを大切にし、最適な治療法を選択しています。お子様の健康に関するご相談やお悩みがあれば、いつでもお気軽にご連絡ください。

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