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画像診断装置

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画像診断装置について

128列マルチスライスCT(シーメンス社製 SOMATOM X.cite

当院では2021年に2つの異なるエネルギーのX線を利用して画像再構成を行うCTDual energy CT)を導入しました。これを用いることで従来のCTでは出来なかった評価ができるようになりました。たとえば、結石の成分を判定できたり、造影剤(ヨード)の分布を鋭敏に検出することで、出血や血流不全の診断に役立てたりできます。

  他にも、被曝を低減する撮影方法や、造影剤量を減らして撮影する機能などが搭載されています。

64列マルチスライスCT
CT上腹部

CT上腹部

動画ファイル
CT血管造影

CT血管造影

CT乳がん

CT乳がん

3.0T MRI (GE社製 MAGNETOM PIONEER

当院では2017年に3.0Tの高磁場装置を導入しました。従来機に比べ、開口径が70cm と大きくなり、内部の照明も明るくなったので、より快適に検査を受けていただけるようになりました。

乳房専用コイルも導入し、一度に両側乳房の検査ができるようになりました。

高磁場装置なので、より詳細な画像を得られるようになっただけでなく、肝臓の線維化(硬さ)の程度を調べたり(エラストグラフィー)、全身の骨病変を検出したり(DWIBS)、新しい臨床応用ができるようになりました。

3.0T(ステラ)MRI
MRA腹部

MRA腹部

MRA腹部

MRA腹部

MRA乳がん

MRA乳がん

血管造影 X線診断装置(キャノンメディカルシステムズ社製 Alphenix Sky

普通のX線写真では写らない血管の状態を、カテーテルという細い管を血管に挿入し、造影剤を注入して調べる検査のための装置です。検査だけでなく、ステント挿入による血管の拡張術や、塞栓療法、薬剤注入などの治療(画像下治療:IVR)にも使われています。
令和4年度に血管造影装置を最新のフラットパネル式デジタル撮影装置に新規更新し、腹部領域の血管造影およびIVRを中心に行っています。肝がんに対する経カテーテル的動脈化学塞栓術(TACE)のほか、内臓動脈瘤に対するコイル塞栓術、胃静脈瘤に対する塞栓術(BRTO/PTO)、子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術(UAE)、緊急動脈止血術、膿瘍ドレナージ術、日帰りでのCVポート留置術など幅広く行っています。

血管造影 X 線診断装置
冠状動脈造影

冠状動脈造影

子宮動注化学療法

子宮動注化学療法

MRA腹部

マンモグラフィ装置(トモシンセシス機能搭載)

乳房専用のX線撮影装置です。
当院では、50μm直接変換方式フラットパネルディテクタを搭載したデジタルマンモグラフィ装置と、50μmFCR方式デジタルマンモグラフィ装置を用いて撮影を行います。
50μm直接変換方式フラットパネルディテクタは、直接変換方式では現在の世界最小画素サイズで、高精細で低ノイズの画像を生成します。

マンモグラフィ装置(トモシンセシス機能搭載)
トモシンセシス機能

トモシンセシスとは「デジタルマンモグラフィ3D再構成断層撮影」のことです。
1回の撮影でX線管球が移動しながら低線量のX線をパルス状に照射し、得られた画像データを再構成して断層像を生成します。
乳房を1mm間隔の断層面で観察することができるため、従来のマンモグラフィでは乳腺の重なりのために発見が難しかった病変の観察ができ、より詳細な検査が可能となります。

マンモグラフィ装置による乳がん検診の詳細はこちら

トモシンセシス
その他画像診断機器
  • 診断用X線装置
  • 一般撮影装置
  • 超音波診断装置
  • X線骨密度測定装置 など