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放射線治療科

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放射線治療科について

トピックス

令和8年6月に放射線治療装置を更新しました。詳しくはこちらから。

緩和的放射線治療の受入れを開始しました。詳しくはこちらから。

 

市立貝塚病院(大阪府貝塚市)の放射線治療科は、大阪府指定がん診療拠点病院として、泉州地域のがん医療を支えています。最新のリニアック(直線加速器)を用いて、身体への負担が少ない高精度な放射線治療を提供しています。

令和8年に、リニアック装置の更新、放射線治療室のリフォーム工事を実施しました(令和8年6月1日より、患者さんの受け入れを再開しております)。患者さんの心に寄り添い、少しでも安心してお過ごしいただける居心地のよい空間づくりを目指しました。治療室の廊下の照明にはリラックス効果のある暖色を採用し、左側の壁には天然石を再現したタイル(エコカラット)を張りました。反対側の壁には5つのアート作品を展示しています。これらは、知的障害や自閉症の作家による作品です。病院を芸術作品で彩るホスピタルアートは、患者さんの緊張や不安を和らげる効果があると言われています。私たち放射線治療科は、「色 × アート × 放射線」の持つ力で、心と身体の治癒をサポート致します。

放射線治療(リニアック)とは

リニアック(直線加速器)は、がんの病巣に対して放射線を照射し、がん細胞にダメージを与える治療装置です。放射線治療は、手術、薬物療法と並ぶ「がんの3大療法」の1つであり、根治的治療(治癒を目指す治療)はもちろん、がんによる痛みや出血などの症状を和らげる緩和的治療(生活の質を維持する治療)も、積極的に行っております。

放射線治療は、「光のメス」とも呼ばれ、身体を切らない優しい治療法です。また、放射線を当てた部分にしか作用しないため、抗がん剤のような全身への副作用を抑えられる特徴があります。他に抱えているご病気があり、手術や薬物療法が難しい患者さんにも適応できる場合が多く、ご高齢の患者さんにも負担が少ない治療です。

当院(大阪府泉州地域)での放射線治療の特徴

大阪府南部・泉州地域にお住まいの皆さまが、遠方まで通院することなく、地元で高度な医療を受けられるよう体制を整えています。

通院での治療が可能

放射線治療は、基本的に外来通院になります。治療時間は1回あたり10分程度と短いため、普段の生活やお仕事を続けながら通院で治療を受けていただくことが可能です。他に抱えているご病気が原因で体調がすぐれない場合や、薬物療法などの他の治療法との組み合わせによる副作用が予測される場合には、入院して放射線治療を受けていただくことがあります。放射線治療は、特殊な場合を除き、複数日の治療が必要になります。疾患や照射方法により異なるため、詳しくは放射線腫瘍医にご相談下さい。

チーム医療の徹底

当院は人材教育にも力を入れています。放射線治療を担うスタッフは、各学会の認定資格を有する高度な教育を受けた医療チームで編成されています(放射線治療専門医、治療専門医学物理士、医学物理士、放射線治療専門放射線技師、がん放射線療法看護認定看護師)。放射線腫瘍医だけでなく、各診療科の医師、医学物理士、診療放射線技師、看護師が連携し、患者さん一人ひとりに合わせた至適な治療計画を立案します。

高精度放射線治療装置の機能

当院のリニアックは、高精度な照射技術で正常な細胞への影響を抑えながら、がんの病変部へ正確に照射することが可能です。

定位放射線照射(SRS・SRT)

定位放射線治療とは、がんに対して、さまざまな方向から集中的に放射線を照射する高精度な照射技術です。通常の放射線治療が「広い範囲に少しずつ当てる」のに対し、定位放射線治療は「狙った標的にピンポイントで大線量の放射線を集中させ、周囲の正常な組織への影響をできる限り少なくする」ことが最大の特徴です。CTで得られた体内の画像情報を利用し、多分割絞り装置(多分割コリメータ/MLC:マルチリーフコリメータ)によって、がんの形に合わせて照射する放射線の形状を作成します。当院の治療装置は、マルチリーフコリメータ幅が5mmと細く、照射の中心精度の誤差は±0.75mm以下のため、より精密な照射が可能です。

画像誘導放射線治療(IGRT)

画像誘導放射線治療とは、治療計画時と治療時の位置ズレを修正する技術です。照射の直前に寝台上で画像撮影を行い、ミリ単位で正確に位置を合わせてから、放射線を照射する技術のことです。がんの位置は、呼吸、胃腸や膀胱の動き、日々のわずかな姿勢の違いなどによって、少しずつ位置や形が変化しています。画像誘導放射線治療によって、狙った位置に放射線を照射することが可能になります。

よくあるご質問

大阪府・泉州エリアに住んでいますが、通院で治療は受けられますか。

はい、可能です。治療時間は1回あたり10分程度と短く、多くの場合、普段の生活やお仕事を続けながら、通院で治療を受けていただけます。日常生活における制限は特にありませんが、治療期間中や治療後しばらくは、身体的、精神的な負担を減らして頂くことが望ましいと思われます。家事も、できるだけご家族に支援してもらいましょう。

放射線治療を受けたい場合は、どうすればよいですか。

放射線治療は、原則として各診療科の担当医からの紹介が必要となります。当院で治療中の方は、主治医にご相談ください。

他の病院に通院中ですが、当院での放射線治療を希望できますか。

可能です。大阪府内など他の医療機関に通院中の方で、当院での放射線治療をご希望の場合は、現在の主治医からの紹介状(診療情報提供書)をご用意のうえ、ご相談ください。

放射線治療には、どのようなメリットがありますか。

切らずにがんを治療するため、身体の形や機能が保たれやすく、治療後もこれまで通りの生活や社会復帰がしやすいというメリットがあります。また、仰向けに寝ているだけで治療ができ、基本的には痛みを伴いません。手術や全身麻酔が身体の負担になりすぎる方、心臓や肺などに持病がある高齢の患者さんでも、放射線治療であれば受けていただけることがあります。

受診をご希望の方へ(大阪府・泉州エリアの皆さまへ)

放射線治療は、原則として各診療科の担当医からの紹介になります。当院で治療中の方は、主治医にご相談ください。
他院(大阪府内の他の医療機関など)に通院中の方で、当院での放射線治療をご希望の場合は、現在の主治医からの紹介状(診療情報提供書)をご用意のうえ、ご相談ください。

実績

治療件数

2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
放射線治療 5,597 5,327 5,227 4,332 5,069

医師・スタッフ紹介

かわぐち よしふみ

川口 善史

放射線治療科部長

専門分野:

放射線治療

資格:

・日本医学放射線学会放射線治療専門医
・日本医学放射線学会放射線治療専門医
・日本医学放射線学会研修指導者

うえすぎ やすお

上杉 康夫

放射線治療科医員

専門分野:

放射線治療

資格:

・日本医学放射線学会放射線治療専門医
・日本医学放射線学会放射線治療専門医
・日本医学放射線学会研修指導者

外来担当表

休診情報はありません。

午前

1診 川口 善史 川口 善史 川口 善史 川口 善史 川口 善史

午後

1診 川口 善史 川口 善史 川口 善史 川口 善史 川口 善史

医師の交替や変更、また休診の場合もございますのでご注意願います。